インターネット広告企業様をゆるく調べてみた

いまをときめくインターネット広告企業様についてゆるく調べます。たまに別の業界のイケてる企業様も紹介します。

私達を火星に連れていってくれる経営者「イーロン・マスク」

 今回はインターネット広告関連ではなく、いまもっともイケてる経営者「イーロンマスク」について書きたいと思います。

 

「いまもっともイケてる経営者」と言われて皆さんはどなたの名前が思い浮かびますでしょうか?

 

Googleのラリー・ペイジ!?、Facebookのザッカーバーグ!?、Appleのティム・クック!?、それとも今のりにのっているUberのトラビス!?、アリババのジャック・マー!?

 

もちろん世の中には優れた経営者がたくさんおりますが、私はイーロンマスクに一票をいれたいと思います。なんてたって、私達を火星に連れていってくれるわけですから。今日はそんなイーロンマスクについて紹介してみたいと思います。

 

 

イーロンマスクはアメリカの起業家(南アフリカ出身)で、「宇宙開発のSpaceX社」「電気自動車のテスラモーターズ社」「太陽光発電のソーラーシティー社」と、未来の人々の生活に関わる事業を幅広く手がける起業家です。

 
テスラモーターズの名前は先日、安部総理が訪米された際に訪れた会社として、日本でも聞いたことあるというかたが多いと思いますが、宇宙開発や太陽光発電、またイーロンの事業全般に対する信念的なものを知らないというかたも多いのではないかと思います。実はこのかた、クレジット決済のPayPalを創業者したかたでもあり、その売却金額から宇宙開発のSpaceXを立ち上げてるんですよね。
 
そのSpaceXは民間会社で初めてロケットを飛ばすことに成功した会社で、「民間の会社に宇宙開発は無理だ」という批判をよそに、NASAが抱えていたロケット開発における材料コストがかかりすぎているという問題を徹底的に見直し、NASAが部品を外注している中で自社内製を実現することで、従来よりも10分の1のコストでロケットを完成させることができました。さらにスゴイのが、これまで使い捨てが当たり前だったロケットを再び地上に戻すことでロケットの再利用を可能にし、さらなるコスト削減を実現したことです。

  

私みたいな素人は「確かにロケットって○○○何号とか、言われてみれば使い捨てでもったいないね!」というくらいの感覚なのですが、NASAが何年もかけて当たり前のようにやっていたことを、原理に立ち返ってそこから解決しちゃうあたりがスゴイですよね。

 
 
そんなロケット着地の映像がこちらです。
 
 
で、こっちが着地失敗した動画w
 
おしいw
 
 
そもそもこのイーロンマスクがなんで宇宙開発を行おうかと思ったかというと、「このまま人口が増え続けると温暖化で地球に住めなくなる日がくる。そのために人類を火星に移住させることが必要」ということだそうです。
 
ほえー。。。なんか私みたいなしょーもない人間が、二酸化炭素をはきだしまくっちゃっててすみません!ってんかんじです。
 
 
そして電気自動車を開発するテスラモーターズでは、その二酸化炭素を吐き出す原因になっている私、ではなくガソリン車を、スマホやPCでも使われるリチウムイオン電池を燃料にすることで、電気自動車普及のネックだったバッテリーサイズ・走行距離・コストの問題を解決しているようです。
 
あと、すごくおもしろいなーと思ったのが、テスラモーターズの電気自動車は常時ネット接続されており、もし車自体に何らかしらの問題が発覚した際は修理工場へ持ってきてもらうのではなく、車に搭載されているソフトウェアをアップデートすることで対応ができるということです。
 
私みたいな素人は「おれのiPhoneちゃんなんかとっくにアップデート対応してるぜ!」みたいな感覚でしたが、これまた自動車業界の常識を打ち破る新たな発想ですね。
 
なんかこれ、いま走ってる場所の特徴に合わせて車高が変わったりとかもしてくれるみたいですよ(高速を走ってるとスピードが出ててちょっとした障害物が車の下にあたると危ないから車高を上げてくれる、みたいな)。
 
まさに近未来でおますなー。
 
そしてまたこの電気自動車である「ロードスター」のデザインがまたイケてるんです。
 
 
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かっちょえー!007の新作はこの車で決定ですな。
  
この電気自動車を構成する上で、一番重要になってるのはもちろん前述したバッテリーなのですが、なんとそのバッテリーにおける200以上の技術特許を無償公開しちゃったそうです。技術特許といえば、競争社会を生きぬく上で会社の大事な資産になってくるのですが、そんなことよりも「二酸化炭素削減のためにまずはガソリン車を電気自動車に変えることが必要だ!」と、社会的責任からコペルニクス的発想で特許公開に踏み切ったようです。
 
 
まさに理想を持ち信念に生きてるってかんじですね。
 
 
このテスラモーターズはパナソニックやトヨタなどの企業とも提携しており、安倍総理もイーロンマスクの元を訪れたりと日本との関わりも強く、これからもどんな製品を送り込んでくれるかが非常に楽しみですね。
 
 
最後にそんなイーロンマスクの不可能を可能にする姿勢を現したかのような、この本の冒頭に書いてある一文を。
 
コロンブスが地球が丸いと言った時、みんな笑った。
ライト兄弟が人は飛ぶことが出来ると言った時、みんな笑った。
 
最後に笑うのは誰だ?